19 6月

連携方針をしっかりと立てる

地域のどのような組織や団体と連携していくのかは、地域密着型デイサービスにとって課題のひとつです。
また、それを事業所の誰が担当するのかも大事になります。
連携担当者はデイサービスの顔となるからです。
一般的には介護の現場と組織全体を把握している生活相談員が連携を担当することになります。
しかし、規模の小さな事業所がいろいろな組織や団体と幅広く連携するのは困難です。
そのため、連携が必要とされる居宅介護支援事業所や自治体の高齢者保健関係の部署、地域包括支援センターや病院、歯科医院などから優先順位をつけて組織の規模に見合う連携方針を立て、その方針に従って連携していくのが無難です。
この連携には人脈が広がることで知名度が上がり、集客につながるというメリットもあるので無理のない範囲で積極的に取り組むことが大事になります。
また、小規模であれば自力でホームページを作成するのはなかなか難しいところも多く、カラーパンフレットなどもつくる余裕がないところが多いです。
しかし、その存在や特長を知られていなければ、そのエリア内で利用者を集めることも困難になります。
規模が小さくとも営業事業ですから、最低限のホームページやカラーパンフレットはつくっておいた方がよいでしょう。
ホームページは曜日ごとの空き状況が表示され、更新がしやすいのが条件です。
そして、パンフレットはオンデマンド印刷などを利用すると費用が抑えられますし、ケアマネジャーや関係各所に渡しておけば知名度アップにもつながります。